結婚でのタブー「我慢・辛抱・妥協」

夫婦間で「我慢・辛抱・妥協」はしてはイケナイ。
これらには、双方に致命的な傷を負わせるチカラが潜んでいる。
時と場合と程度を間違えると心は閉ざされ、硬直化する。

我慢・・これだけしてやっているのに・・と、相手を責める。
辛抱・・これだけしているんだから・・と、結果を期待する。
妥協・・しかたがない・・と、相手に隔てた心を抱く。

一見、相手に対する思いやりのように感じるけれど、
実は、相手を責め、見返りを欲し、バカにしている。
ほとんどの場合、不平不満・愚痴・不足に変化してゆく。
また、仕返しに似た攻撃的な感情を持つこともある。

これでは、結婚生活が楽しくない。
夫婦円満とは言えない。

恋愛が始まると頭にきたり、悔しかったり、不愉快な想いをすることがある。
だけど、忘れてはイケナイのは、自分も同じように相手を煩わせたり、イラだたせたり、相手の領域を侵略してしまうことがある。ということ。

半人前同士が一緒になって、一人前・・これが結婚
どんなに好きな人であっても、付き合っている内に落胆することがあるのは自然なこと!

未解決問題がふたりの間に語られないまま横たわっていたら、わだかまりが心に貯まってゆく。
・不愉快だったのにハッキリ言わなかった。
・傷付けられたままになっている。
・先日言い争いしたことの結論が出ていない。
・自分が希望したことがその後、話し合われていない。
ぜーんぶ、吐き出して、聞いてもらって、すっかり忘れる。
必要なことは、おだやかに話し合い解決すること。

不安や疑問、悩みが心をよぎったら、言葉に出して、語って欲しい。
「この人となら、どんな問題が起きても解決していけるだろう」と善意なる希望を持って♪
”問題”はその都度、解決して、心に何も持ずスッキリとさせること。


本当は・・
してあげられる人が目の前にいることがどれ程に幸運なことか。
至らない自分を受け入れてくれる人がいることがどれ程に有難いことか。
今一度、幸せを自覚して欲しい。

そうして、日々、愛していることを伝えて欲しい。
何も言われなくても相手が自分を愛していることを確信している人などいない。
だから、何年付き合っていても、
繰り返し繰り返し
何度も何度も
どんなに愛しているか・・を伝えてあげて下さい。

何故なら、愛されているという確信は、時間と共に消えてゆくから・・・